【看護師の円満退職!今の職場を辞めたい看護師さんへ】1分で分かる!退職時に知っておくべき3つのポイント

【看護師の円満退職!今の職場を辞めたい看護師さんへ】1分で分かる!退職時に知っておくべき3つのポイント

転職を希望する看護師さんからよく頂く相談内容が、「転職したくても、今の職場を辞められない」という退職に関する悩みです。
看護師はどこの職場でもまだまだ人材不足が続いていることもあり、退職することが難しいケースもたくさんあるかと思います。

今回は今の職場を辞めたいと思ってはいるけど、なかなか退職できないと悩んでいるあなたに、
円満退職を成功させるために知っておいてほしい3つのポイントについてご紹介します。

【円満退職のポイント①】退職スケジュールを考えておく

今の職場を円満退職をするために、まず考えなければいけないことは、「退職までのスケジュールを考える」ことです。
自分の方向性が定まっていないまま、退職を申し出てしまうことは、地図を持たないまま目的地に向かうことと同じです。
退職したいと考えたら、まずは退職するまでの流れを自分の中でしっかりイメージすることが円満退職のポイントです。

スケジュールを考えるには、まず自分の中でいつ退職するのかを決めるところから始めてください。退職日が決まれば、そこから逆算して退職を申し出るタイミングを決められるからです。
退職を申し出るタイミングが決まれば、大まかな退職までのスケジュールがイメージできます。
その際、以下の点に気をつけてスケジュールを考えてみると良いでしょう。

【注意点】
・繁忙期は極力避ける(特に新人が多く入社してくる4月、5月の退職は避けた方が無難)
・退職を申し出るタイミングは退職したい日の最低1.5か月前、余裕を持って2~3か月前位を目途に設定する
・賞与がもらえる時期や有給休暇等の取得ができるタイミングを考える
・引き継ぎにかかる時間をイメージしておく
・転職を考えている場合は、新しい仕事を探す時間がどれ位必要かを考える(退職前に転職活動を行うのか、退職後に新しい仕事を探し始めるのかを明確にしておく)
・就業規則を確認しておく(職場が定めている退職を申し出るタイミングを無視してしまうと、場合によっては退職金などをもらえなくなることがある)

【円満退職のポイント②】スムーズに辞めることができる退職理由を考える

退職までのスケジュールが決まったら、退職理由を考えます。
この退職理由をうまく考えられるかどうかが、円満退職できるかどうかの重要なポイントとなります。

それでは、スムーズに辞めることができる退職理由を考えるコツについてお伝えしていきます。

まず、退職理由には2つの種類があることを知っておきましょう。
1つめは、本当にあなたが辞めたい理由です。これは考えなくてもわかりますよね。
次の2つめが重要です。それは、上司に理解してもらうための退職理由です。
このことを理解し、退職理由を聞く相手が共感できる内容になっているかどうか相手の立場に立って、2つめの退職理由を考えてみましょう。

以下に理解されやすい退職理由の例をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
<家族の事情>
実際に発生してしまった家族の事情による退職は、誰にでも起こりえることですし、仮に強引に引き止めたとしても、
その後の仕事に支障がでることも考えられますので、理解が得られやすいでしょう。
※但し、実際には発生していないことを理由にするのは虚偽の理由になるのでお勧めしません。
・結婚/出産/育児のため
・夫の転勤等による転居のため
・親や親族の看護や介護のため

<個人の事情>
個人の事情が退職理由の場合は注意が必要です。
以下のような看護師としてのステップアップが目的の前向きな理由であれば、上司も引き止めにくいと思いますが、
「休暇が取りづらい」・「残業が多い」「待遇に不満がある」などのネガティブな理由の場合には、なかなかスムーズに辞められない可能性が出てきます。
なぜなら、ネガティブな理由は裏を返せば、その理由を改善すれば退職しなくてもよいということになるからです。
個人の事情で退職しなければならない場合は、前向きで具体的な退職理由を考えてみましょう。
・キャリアアップのため
・看護師に関わる資格取得のため
・他業種/他業界に興味があるため

【円満退職のポイント③】退職意志の伝え方

退職理由が決まったら、次はいよいよ退職意志の伝えることになります。
ここでは円満退職のポイントである、「退職意志の伝え方」についてお伝えしていきます。

退職の意志を伝える際に絶対に注意したいのが、すぐに退職届や退職願を提出することです。
あなたが退職すれば、上司は代わりの人材をどうするか考えたり、シフトの調整などをしなければなりませんので、
突然、退職届を出されたら、どんなに心の広い上司でも良い気分にはなりません。

ですから、退職の意志を伝える際は、必ず直接、『口頭』で伝えるようにしましょう。
まずは、直属の上司に相談ベースでソフトに話をしてみるのが近道です。
あなたに一番近い上司が味方についてくれれば、退職までの道のりがグッと楽になります。

あとひとつ、注意しなければならない円満退職のポイントがあります。
それは、一度誰かに退職の意志を伝えたら、「退職の意志は変えない」ということです。
上司に話す場合は当然ですが、職場の先輩や後輩に相談した場合も同様です。
なぜなら、退職したいという気持ちを持っていると上司に伝わってしまったら、仮にその職場を辞めなかった場合にマイナス評価となってしまうからです。
さらに、また退職したい気持ちになった時に一度退職を撤回している分、退職のハードルが高くなってしまうことでしょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は円満退職のポイントについてお伝えしてきましたが、最後に円満退職するための一番の方法をお教えしましょう。

それは、とにかく早めに「相談する」ことです。
退職のことだけでなく、日頃から上司に相談するようにしていれば、退職の相談をする際もスムーズに話ができると思いますし、
理解も得られやすくなるはずです。

ココまで読んではみたけれど、それでもどうしたら良いか分からずに困った場合は、ぜひナイチンゲールまでご相談ください。
あなたの状況に合わせて、親身にアドバイスさせて頂きます。

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