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【意外と知らない年棒制のメリット】看護師は年収ベースで仕事探しをするべき2つの理由

投稿日:2018年4月17日 更新日:

看護師のみなさん。
求人情報の給与条件を見る時、月給や時給だけで判断していませんか?

今回は、お仕事探しをする時の重要なポイントである給与条件にスポットを当てて、
意外と知らない年棒制のメリットなどを交えながら、給与条件で考える時は年収を基準として仕事探しをした方が良い2つの理由についてお伝えします。

これを知っているかどうかで、転職後の収入がグッと変わってきますので、この機会にしっかり知識を身につけておきましょう。

求人票に賞与の記載が無くても、実は賞与が出ている?!

みなさんはお仕事探しをする時に求人票を見ると思います。
その際に給与条件の項目を見ると思いますが、私がお仕事紹介を担当させて頂いている方からよく頂く質問のひとつが、賞与の有無についてです。

賞与の記載が無い求人であることが分かると、すぐに他の求人に目を向けてしまう方がとても多いのですが、これは非常にもったいないことなのです。
求人票に記載されていないだけで、実は年棒制のため賞与分が月給に含まれているというケースもあるからです。

最近は年棒制の法人が増えてきたこともあり、賞与項目の記載がない求人票も増えてきました。
求人票を見る時には、賞与有無の項目だけで判断をしないよう注意が必要です。

それでも年棒制は、賞与のようにまとまった金額を支給してもらえないからあまり好きではないという方もいるでしょう。
でも実は、年棒制のほうが良いケースもあるのです。

年収で仕事探しをするべき理由①

それでは年棒制のメリットについてお話したいと思います。

通常の月給制では、毎月の支給額とは別に賞与を年1~2回程度支給するという形です。
逆に年棒制の場合には、基本給や各種手当(残業手当は含まず)、賞与分を含んだ年収を12分割して支払うというものです。

一見、月給制のほうが月給+賞与として給与がもらえるように感じますが、実は年棒制も賞与分を含んで毎月の給与を計算してていることが多いので、
支払方法が違うだけで、想定年収として考える時には月給制も年棒制も変わらないのです。

でも実は月給制と年棒制では、入職1年目にもらえる給与に違いがある場合があります。
どこが違うかというと、それは賞与の金額です。

月給制の場合、通常入職1年目は賞与を満額支給してもらえるケースはほとんどありません。これは、賞与額を決めるための算定期間を満たしていないことが多いからです。

では、年棒制の場合はどうでしょうか。
年棒制の場合には、賞与額分も月給に含まれて計算されていますので、入職1年目から毎月の給与に含まれて支給されていると考えると、
実は入職1年目だけを見れば、もらえる年収額が年俸制のほうが高い場合もあるのです。

年収で仕事探しをするべき理由②

月給制に比べると、年棒制のほうが入職1年目の年収が保証されるというメリットについては理解できたかと思いますが
年俸制にもデメリットがあります。
それは、入職2年目以降の年収が保証されないということです。
年棒制では、次年度の更新時に変動する可能性があります。年棒制を導入している企業は一般的には成果主義制度とセットで導入しているケースが多いのです。
プロスポーツ選手などをイメージすると理解しやすいかと思います。良い成績を出している時は2年目に年収が大きく上がるかわりに、あまり良い成績を残していないと年収が大きく下がってしまうリスクがあります。

それではなぜこんなリスクの高そうな年棒制をオススメするのかというと、実は看護師であれば、このリスクがグッと下がるからなのです。
先ほどお伝えした年棒制のデメリットは、あくまで一般職(特に営業職)などの場合の話です。
看護師の場合は各個人の明確な数字での目標設定をしにくい職種のため、年棒制と成果主義をセットで導入している法人は少ないからです。

成果主義とセットで年棒制を導入していなければ、毎年給与が変動するリスクは下がりますし、法人側からすると大幅に給与を下げてしまうと離職されてしまう
リスクも高くなるため、よほど勤務態度が悪いなどがなければ、条件が悪くなるというリスクはあまりないと考えられます。
こういったことを踏まえて考えると、年棒制のデメリットである更新時の給与変動リスクは抑えられ、入職1年目の年収が保証されるメリットを最大限享受できる看護師は、月給制ではなく年棒制(年収)を基準に仕事探しをしたほうが良いと言えるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

年棒制を採用している求人はまだまだ数は少ないですが、月給制を採用している求人であっても、給与条件を見る時には想定年収をベースで考えたほうが良いということが理解できたかと思います。
もちろん、仕事探しをする時には給与条件だけではなく、就業条件や環境など総合的に判断をしなければならないと思いますが、給与条件を考える時には今回の記事のことを思い出してみてください。

転職は就業先が決まって終わりではありません。就職してからが始まりです。目先の条件だけではなく、ぜひ先を見据えた仕事探しをしてみてください。

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