復職を考え始めた看護師の不安を解消!復職に向けて準備しておくべき3つのこと
「子育ても落ち着いてきたし、そろそろ復職しようかな?」「ゆっくり休みも取れたし看護師として復職を考えよう」・・・
復職を考え始めた時は「仕事についていけるかどうか不安」・「生活リズムを取り戻せるかな?」「子育てと両立できる職場は見つかるのかな?」など
たくさんの気になる点がありますよね。
しかし、こういった悩みや不安は事前に準備を行っておくことで、解消することができるのです。
今回は看護師として復職を考え始めたあなたに、準備しておくべき大事な3つのことについてお伝えしていきたいと思います。
①復職した後の生活を具体的にイメージする
復職を考え始めたらまず準備したいことが、復職後の生活がどういうふうに変わるのかを具体的にイメージしてみてください。
子育て中なら家族の協力も必要となりますし、すぐにフルタイムの勤務は難しいかもしれません。
フルタイムで勤務ができないのであれば、無理のない勤務時間はどれくらいなのか、子供の送迎はどうするのか、家事を行うことができる時間は取れるのか、
など想像できる範囲でなるべく具体的にイメージすることが重要です。一週間のスケジュール表を作成してみても良いでしょう。
具体的に復職後の生活がイメージできたら、次に家族や協力を得なければならない人に生活スケジュールを確認してもらいましょう。
本当にそのイメージで生活していくことができるのか、自分だけでなく関わる全ての人にイメージしてもらうことで、より実現性の高い生活イメージができるはずです。また、それを共有することで関わる人の不安や心配の解消にも繋がります。
②「どんな仕事をしたいのか」方向性を大まかに考えてみる
復職後の生活が具体的にイメージできたら、次に考えるべきことは、どんな仕事であれば復職後の自分の生活イメージに合うのか、大まかな方向性を考えてみることです。
方向性が決まれば、あとは目指す仕事に就くために必要となる経験・技術・知識等を確認し、準備を行うことができるからです。
方向性を考えるにあたり、看護師資格を活かせる仕事にはどのような仕事があるのか、まずは調べてみましょう。
看護師の資格を活かせる仕事には様々な種類があります。当然、仕事の内容によって必要となる経験や技術・知識も変わってきます。
病院であれば、病棟・外来・OPE室などによって異なりますし、介護施設でも提供しているサービスの種類が違えば、同じ看護師でも求められる役割は違います。
どんな仕事があるか調べるには、インターネットなどで調べるのも良いですが、看護師の友人や知人に聞いてみることをおすすめします。文字の情報だけでなく、やはり体験談を直接聞けるほうが、具体的にイメージしやすくなるからです。
なるべく具体的な情報を得ることで、後で方向転換をしなければならないといったリスクを軽減できます。
③必要な看護知識・技術の復習・予習
どんな仕事に就きたいのか方向性が決まったら、その仕事に就くために必要な看護知識や技術の復習や予習を行いましょう。
看護知識や技術の復習・予習といっても、具体的にどうしたらよいか分からない場合もあると思います。
以下に方法と流れを記しておきますので、参考にしてみてください。
①必要な知識・経験を書き出してみる
まずはあなたが就きたいと考えている仕事に必要と思われる知識や技術を箇条書きで書き出してみましょう。
次に書き出した内容を「知識」「技術」どちらになるか分けてみてください。
最後に、今のあなたが身につけなければならないと思う順に優先順位をつけましょう。
②「知識」の予習復習
先ほど書き出した「知識」については、優先順位の順に、本やインターネット(スマホアプリ)などを活用して予習復習していきます。
③「技術」の予習復習
「技術」については、基礎的な技術であれば、各都道府県の看護協会が行っている研修に参加してみると良いでしょう。
無料で受講することができますし、交通費などを支給してもらえるような研修もあります。復職を考えている方を対象とした、復職支援制度などを活用するの
も良いと思います。
いかがでしたでしょうか。
復職を考え始めてから実際に復職するまでの間の準備をしっかり行うことで、無理なく仕事を続けていくことができるようになるはずです。
具体的なイメージを持った準備をすることで様々な不安も解消されるでしょう。
復職に向けた準備をしていくうえでお困りの場合には、お気軽にナイチンゲールにご相談ください。
具体的なお仕事のご紹介だけでなく、まずはあなたのご状況をお伺いしたうえで、一緒に復職後のあなたの生活スタイルに合いそうなお仕事をご提案させて頂きます。