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【ママナースを目指す!】子供を産んでも仕事を両立したいと考える看護師さんに伝えたい3つのこと

投稿日:2017年9月5日 更新日:

結婚して生活も安定してきたし、そろそろ子供がほしいなぁ。今の職場は夜勤も多いし、子供が生まれてからも働き続けるのは難しそう…
とりあえず退職して、妊活をしようかな?!

今回は、将来子供を育てながらでも働ける職場を見つけるために、今から準備しておきたいことについてご紹介します。

今の職場を退職する前にしておくべきことは? 子育てがしやすい職場はどうやって探す? 産休後に子供を預けられる場所は?
ここまで知っておけば、子供が生まれても無理なく働ける理想の職場が見つかる!そんなポイントをまとめてみました。

『今の職場は本当に退職するべき?』

退職を考える前にまずは、現在の職場で出産後も働けるかどうかを検討してみましょう。

将来子供を産むことを前提とした転職は、実はとても難しいのです。

子供が生まれる前には気にしていなかった、子供を産むための制度が今の職場にもあるかもしれません。
例えば、病院なら院内保育所があったり、介護施設なら時短制度がある可能性があります。
また、今の部署ではとても復帰ができそうな雰囲気ではなかったとしても、実は他の部署ではママナースが働ける環境だったなんてこともありえます。
そして今の職場で産後も働き続けることを選んだ場合の一番のメリットは、『出産前から働いていること』です。
出産後に新しい職場に転職すると、子育てをしながら職場でも新しい人間関係を作る必要があり、職場の仲間が子育てに理解を示してくれるかどうかも分かりません。
子育てと仕事の両立は思うほど簡単ではありません。
少しでも産後の負担を軽くするために、今の職場で働き続けることをまずは検討してみましょう。

『ママナースになるために有利な転職時期があるって本当?』

産後も今の職場で働き続けることが難しい場合には、新しい職場を探さなければなりません。
じゃあとりあえず子供ができるまでは今の職場で働いて、出産前に退職しようかな?と考えた皆さん。

退職するのに最適なタイミングは、実は子供ができる前なのです。

出産後に仕事を探し始めても、求人情報には託児所有りと書いてあるのに、実際にはもともといる職員が優先となっていたり、すでに託児所自体が満員だったりなんてこともありえます。
また、面接担当者や管理者は子育てに理解があっても、働いてみたら同僚や先輩は快く思っていなかった、という話などは良く聞きます。
確かに反対の立場になってみると、後から入ってきた人が優遇されていると思うのかもしれません。

こんな目に合わないためにも、子供ができる前に子育て制度の充実した職場を見つけて、職場の人間関係を構築しておくことが重要です。

『子育てと仕事、両立できる職場とは?』

実際に子育てと仕事を両立しやすいと言われている、看護師の職場にはどんなところがあるのでしょうか。
下記にピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。

1. 託児所付きの病院や介護施設
託児所がある職場は、それだけで法人全体の方針として、ママナースを受け入れる意思があるということです。託児所があるということは、活躍しているママナースがいるということですし、先輩看護師の中には以前ママナースとして働いていた経験者がいる場合もあるため、ママナースの職場理解が得られやすい環境が整っている可能性が高いです。
また、託児所に預けた子供の具合が悪くなってしまった時にも、託児所の保育士さんがシフトを考慮してくれたり、職場が近いので、すぐに駆けつけられます。
良いことばかりの託児所付きですが、託児所はあるが時短制度が進んでおらず、子供を託児所に預けられるからと言って、復帰後すぐに夜勤シフトを入れられたりするところもありますので、注意が必要です。

2. 訪問看護ステーション
看護師の転職先としてあまり人気の少ない訪問看護ステーションですが、実は育児をしながらできる仕事としては、最適なんです。
訪問看護は日勤のみで土日祝が休み。また業務内容が一件ずつ訪問していくスタイルなので、時短制度を導入しやすく、子供が急に熱を出したりした際にも、迎えに行きやすく、また子供を預けている保育園の近くで職場を選べば、子供に何かあった時にも、安心です。※訪問範囲は事業所の半径2km以内がほとんど。
ただし、子供が産まれてから初めて訪問看護業務に就くのは、覚えることも多く、仕事に慣れるのが大変なので、あまりオススメできません。早めに環境に慣れておくことが重要です。
他の仕事と比べて平均給与が高い点も大きな魅力です♪

3.コールセンター
日本の高齢化が進んできた影響で、看護師さんの職域は拡がっています。
そんな中で最近増えてきた仕事のひとつで、コールセンターの仕事があります。実際どんな仕事をするのかというと、名前のとおり電話で健康相談に応じたり、高齢者からの緊急通報に対応したりといった、看護師としての知識や経験が必要なお仕事となります。
皆さんも一度は聞いたことがあるような大手企業が運営していることが多く、福利厚生も充実しています。
職場によっては、夜間の当直業務がある場合もありますので、出産後に就職することは難しいかもしれませんが、出産前から働いていれば、育児時短制度を利用することできますので、無理なく育児と仕事の両立ができますので、オススメです。

4.在宅ワーク
看護師でも自宅にいながらできる仕事があります。例えば、企業の会社員を対象とするような保健指導や健康相談のお仕事や、看護師に向けた情報サービスを提供している会社(IT系企業や看護師向けの人材サービス会社など)が募集しているライター業務などです。
これらの在宅ワークは、正社員での募集は少ないのですが、自宅にいながらできる仕事として、最近注目されています。

 

いかがでしたでしょうか。

まだ子供ができていない状況で将来のことを考えることはなかなか難しいかと思いますが、事前にしっかり計画することで、子育てと仕事の両立ができる可能性が飛躍的に高まります。
仕事も育児もあきらめない、素敵なママナースを目指してみませんか?

 

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