【働き方に悩む看護師必見!】30代のあなたに伝えたい!今注目の訪問看護師5つの魅力

【働き方に悩む看護師必見!】30代のあなたに伝えたい!今注目の訪問看護師5つの魅力

最近街を歩いていて、訪問看護ステーションを見かけることが多くなってきたと感じませんか?

日本は超高齢化社会に突入したことで、療養が必要な高齢者の介護施設への入居が困難となり、自宅での療養を望む人が増えたことを背景に、訪問看護に求められる役割が増えてきました。
こういった背景・ニーズを受け、国の施策方針でも2020年を目途に、約9,000カ所の訪問看護ステーションを設置することを目標としています。

あなたも高齢化社会の影響で訪問看護ステーションが増えていることは、なんとなく感じていると思いますが、実は訪問看護師として働く看護師も増えてきていることは知っていますか?

以前はあまり人気の少なかった訪問看護師ですが、訪問看護ステーションが増えたことで、受入教育体制や勤務条件等が改善され、在宅看護未経験の方でも転職しやすくなってきました。
今まで在宅看護に興味は持っていても、転職するにはハードルが高いと感じていた人たちが、訪問看護師の道へ足を踏み出しているのです。

そこで今回は、今注目の訪問看護師として働く魅力についてお伝えしたいと思います。

『仕事とプライベートの両立ができる』

訪問看護の仕事は病院や介護施設での仕事と違い、業務時間が決まっています。1回の訪問時間が明確に決められているので、1日の仕事量をほぼ正確に把握することができます。
そのため、自分のペースで仕事を進めることができる可能性が高く、プライベートの計画も立てやすくなります。
また、会議やカンファレンスなども勤務時間内で行うことが多く、急な残業などもほとんどないため、仕事とプライベートの両立ができる仕事なのです。

『働きやすい就業条件』

近年ますます深刻になってきている高齢化社会ですが、増加していく高齢者の数に対して、医療機関や介護施設の数が追いついていません。この問題を改善するため、国は自宅での療養を推進することで解決を図ろうと様々な施策を行っています。その結果、自宅での療養を選び訪問看護を希望する高齢者が増えたことにより、そこで働く看護師が不足するようになりました。
そこで不足する看護師を採用するため、それぞれの訪問看護ステーションが働きやすい就業条件を用意するようになり、結果として訪問看護業界全体の就業条件が働きやすい条件へとシフトしてきたのです。

訪問看護ステーションには様々な魅力的な就業条件があります。
一般的なところでは、①土日祝休み ②日勤のみ ③残業が少ない ③クリニックや介護施設と比べると給与が高め などです。
また、訪問した件数によって支給される訪問手当や、自転車で利用者宅へ訪問するような職場の場合、雨の日の訪問時に支給される「雨の日手当」など、ユニークな手当を用意している訪問看護ステーションもあります。

『やりがいをしっかり感じることができる』

訪問看護の醍醐味は、仕事のやりがいをしっかりと感じることができる点です。
利用者と深く関わることができるため、利用者やその家族ともしっかり向き合った看護ができるのでやりがいを感じる看護師が多く、看護の原点はココにあるんじゃないかという人もいるほどです。

訪問看護の目的は「生活の支援」です。訪問看護を利用している方は、何かの病気や生活を営む上での障害を抱えて生活している人です。
利用者の中には重い病気を抱えていて、残り少ない余命の方もいるかもしれませんし、一人で暮らしている方もたくさんいます。
そういった利用者の一人ひとりがその方らしく生活をしていけるように、支援していくことが訪問看護師の仕事です。

生活の支援をしていくということは、利用者の人生に関わっていくことでもあります。
利用者だけでなく利用者の家族ともしっかりと向き合うことができる仕事なので、自分自身の看護師としての成長にもつながっていくのではないでしょうか。

『様々な職種の知り合いができる』

訪問看護は1人で行う仕事だと思っていませんでしたか?
実は訪問看護はチームで行う仕事です。

訪問看護は、医師からの指示や連絡を受けるだけでなく、ケアマネジャーや社会福祉士・OT・PTとの連携はもちろん、在宅ケアを支える様々な機関(市町村、保健所、居宅介護支援事業所、病院、診療所、通所施設、入所施設など)とも関係を持つことになるので、様々な職種の人達と知り合うことができます。

地域で働く様々な職種の人達と交流することで、看護師としての視野を広げ、自分自身の成長にもつながります。
自分自身の成長は、訪問看護の質を高めることにもつながっていくのです。

『看護能力の幅が広がる』

訪問看護師は、利用者の状態を直接観察し変化を察知、適切なアセスメントを行ったうえで、医師への報告を求められます。
病院などとは違い、ずっと利用者の側にいれるわけではありませんから、短い時間で利用者の状態把握や変化を捉えるためのコニュケーション能力や、アセスメント能力が必要となります。
当然こういった能力が身につくまでには、自分自身の努力や経験も必要となりますが、自分が捉えた利用者のニーズに合ったケアや看護ができる楽しさは、これまで経験したことがないやりがいを感じることができます。
他にも訪問看護は、利用者の自宅に伺って、狭いスペースと限られた条件で看護を行わなければなりませんので、自分で創意工夫したり、経験のない疾患について勉強したりすることも必要となりますので、看護師としてオールマイティな能力を身につけることができ、看護能力の幅を広げることができます。

また、訪問看護師として経験を積むと、独立することも可能です。
看護能力だけでなく、自分自身の職域を広げることも可能になるのです。

いかがでしたか。
今回は、最近増えている訪問看護師の魅力についてお伝えしてきました。

20代の時は看護師として仕事をこなすのに必死で、気づいたら30代。
これから看護師として、どうやってキャリアアップをしていったらいいの?自分はどういう看護をしていきたいのかな?
30代で訪問看護の道を目指す方が多いのは、こういった答えが訪問看護にあるからなのかもしれません。

あなたもこれまでの看護師としての能力を、訪問看護の世界でさらに伸ばしてみてはどうでしょう。

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